成人式の前撮りに持っていくものや前撮りの流れについて詳しく解説いたします!
成人式の前撮りを絶対失敗したくない人必見!東京の写真スタジオ徹底比較
  1. 成人式前撮りHome
  2. 成人式の前撮り前に知っておきたいこと

成人式の前撮り前に知っておきたいこと

成人式の前撮りをすることが決まったら、前撮りにかかる時間や撮影当日の流れ、撮影の内容について知っておきたいですよね。こちらのページでは、成人式の前撮りに持っていくものや前撮りの流れ、また、基本的な振袖の着付けスタイルから着こなしアレンジ、必要な和装小物などについても詳しく解説いたします。ぜひご参考になさってくださいね。

前撮り当日の流れ

撮影日のおおまかな流れ、おおよその所要時間は以下の通りです。

受付

所要時間
10分~15分
受付

写真スタジオに到着したら、まずは受付です。当日に撮影の流れを改めて説明されるので、予約時間の15分前を目安に、余裕を持って到着できるようにしましょう。

事前に指定された持ち物や、事前打ち合わせで取り決めた持ち込みの品がある場合などは、持ち物のチェックも行います。

ヘアメイク

所要時間
60分~80分
ヘアメイク

受付を済ませたら、メイクルームに移動し、プロのアーティストによるヘアセットとフルメイクを施してもらいます。希望のヘアメイクをカウンセリングしながら進めてくれるので、要望があれば遠慮なく伝えましょう。「こんな感じにして下さい!」と見せられる雑誌の切り抜きなどがあると、イメージが伝わりやすく便利です。

着付け

所要時間
30分~50分
着付け

ヘアセット・メイクアップが終わったら、衣装ルームに移動し、着付けに入ります。着物を着るとトイレに行きにくくなるため、このタイミングでトイレを済ませておくのがベターです。

また、着崩れを避けるために紐や帯をきつめに締めて結ぶ着物は、着ているだけで思った以上に疲れ、息も苦しくなってきます。着付けの上手な人はぎゅうぎゅうに締めることはないのですが、それでも帯がみぞおちを締め付けて途中で気分が悪くなってしまう、なんていう人は少なくありません。

胸に紐をかけてもらうときに大きく息を吸い込んで胸をめいっぱい広げ、その状態で締めてもらうと、息苦しさを緩和できるためおすすめです。

撮影

所要時間
30分~50分
撮影

着付けが終わったら、撮影スタジオに移動し、写真撮影の開始です。撮影するのはもちろんプロのカメラマンなので、モデル気分で撮影を楽しみましょう。

最初は緊張してうまく笑えないかも知れませんが、カメラマンさんがポージングや表情の作り方をアドバイスしてくれるので、徐々に自然な笑顔でポーズできるようになってきます。

写真選び

所要時間
40分~60分
写真選び

撮影が終わると、パソコンの画面ですぐに写真データを見ることができます。100枚以上撮影してもらったデータの中から、アルバムに残す写真をセレクトしていきます。万が一、撮影した写真に納得がいかなかったら撮り直しをしてもらうこともできるので、衣装は着たままチェックすることになります。

プランによって選べるポーズも変わってきますので、充分に吟味して決めるようにしましょう。

着替え

所要時間
15分~30分
着替え

写真選びが終わったら、再度フィッティングルームに移動して、着物を脱がせてもらいます。セットしたヘアも元に戻してもらえますが、そのまま帰宅することもできます。

振袖も、レンタルの場合はそのまま着て帰ることができるので、自宅でスナップ写真を撮ったり、振袖姿を披露するために、親戚を集めてお食事会などを開いてみるのもおすすめです。

基本的な振袖スタイル

振袖を着るために必要な基本アイテムと、スタンダードな着こなし方をご紹介いたします。

基本的な振袖スタイル
  1. 重ね衿 伊達衿とも言います。着物を重ね着しているように見せるもので、着物と半襟の間に挟んで使います。着物の色との合わせ方によって華やかにも落ち着いたトーンにもできます。
  2. 半衿 着物の下に着る長襦袢の衿に縫い付けるもので、肌に直接触れる部分になるため、半衿だけを外して洗濯することも可能。刺繍や色柄物もありますが、成人式などの礼装には白無地を使うのが基本です。
  3. 長襦袢 着物の下に着る肌着のようなものですが、さらにその下に肌襦袢を着ることもあり、長襦袢は着物の下から見せるものなので着物に合わせて色や大きさを選びます。
  4. 帯揚げ 帯結びの際に使用する紐を隠すものですが、脇から胸までに華やかなポイントを添える役割も担っています。礼装では白や淡い色を用いるのが通常ですが、振袖の場合は「華やかさ」をアップさせるために色とりどりの帯揚げが使われます。
  5. 振袖には「袋帯」と呼ばれる幅広(約30cm)で一番長いタイプ(約430〜450cm)の帯を合わせます。結び方にも「ふくら雀」「文庫結び」「立て矢結び」など、振袖ならではの華やかな結び方がいろいろあります。
  6. 帯締め 帯の上から使用し、上下の中心で結んで引き締める役割のものですが、絹糸や綿糸を組んだ組紐や、綿を布でくるんだ丸ぐけなどがあります。色や模様によってワンポイントになります。
  7. 足袋 木綿の布でできた足に直接履く衣類です。主役の着物を引き立てる白いカラーが一般的ですが、前撮りにはフェミニンな「レース足袋」や、ワンポイントや柄の入った「オシャレ足袋」を選ぶ人もいます。
  8. 草履 成人式や結婚式では、高さは3.6cm、かかとが3段になっている礼装用のものが定番です。色や柄は振袖に合わせて選びます。また、礼装用では通常使われませんが、成人式の振袖着用に限り、厚底(高さ5cm以上)を選んでも良しとされています。
  9. ショール 前撮りと言うより成人式当日に必須のアイテムです。白のファーが定番ですが、羽毛や色物も人気が高く、振袖の色に合わせて色々選べます。
  10. バッグ こちらも前撮りではなく成人式当日に必須のアイテム。草履の色柄と合わせて選ぶのが一般的です。

着物の着付けに必要な「着付け小物」

基本的な振袖スタイル

着付け小物は「和装小物」ともいい、腰紐・衿芯・前板/後板・帯枕・伊達締め・和装ベルト・着付けベルト・三連紐・きものスリップなど、見えないところに使われている、着物を着るための必須アイテムの総称です。

巨乳の人は「さらし」を巻いたり、痩せ型の人は「タオル」を巻いて寸胴気味にしたりなど、あの形をキープするために、内側では細かい工夫がたくさん凝らされるため、着る人の体型によって必要なアイテムは変わってきます。

また、こんなにたくさんのアイテムを身にまとって、出来上がりを見るとなんだか暑そう・・・に見えるんですが、着物って襟元が開いていたり、下半身がスカスカだったりして、結構寒いんです。前撮りの時期にもよりますが、冬場にロケーションフォトなどを考えている人は、保湿性の高いハーフパンツを履いたり、ストッキングの上から足袋を履いたりして、寒さ対策をしっかり行いましょう。上半身は残念ながら襟元から見えてしまうのでヒートテックなどは着られません。

もちろん成人式当日も寒さ対策は必須ですから、防寒着の選び方にも着物特有の気配りをしながら、ぜひうまく着こなしてくださいね!

成人式の前撮り撮影に必要なものは?

事前打ち合わせで取り決めた持ち込みの品がある場合や、事前に指定された持ち物の他に、前撮りに持って行っておくと便利なものをご紹介いたします。

ヘアメイクの希望を伝えるための雑誌や写真
希望のヘアスタイル・メイクに近いイメージの写真・雑誌の切り抜きなど持参すると、美容師や着付け師に要望を伝えやすく、便利です。
水分補給のための飲み物
振袖を着てから脱ぐまでの撮影や写真選びには意外と時間がかかります。喉が乾いたら、その都度水分補給しましょう。メイク崩れの心配があるので、ストローで飲める容器だと便利です。
貴重品を持ち歩く小さめの袋
メイクルーム、フィッティングルーム、スタジオ、打ち合わせルーム、と部屋移動が多い中、スマホや飲み物をずっと持ち歩くことになるため、小さめの手提げ袋などがあると便利です。

ページのトップへ